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恒例のハンディキャップによる時間差スタートの烏帽子回航レース(16マイル)。
風は徐々に落ちつつあるが、なんとか北っ気が残っているなか、我々は10:40アビームのスピンでスタートする。スタート直後網を引いた漁船が前を横切り、それを避けるため止む無く２度ジャイブを行う。
一番最初１０時にスタートしたリトルスターは江ノ島の手前、10:30スタートの光は岸よりのコースを走っているがあまり伸びていない。
風が東へ振れる中、風に合わせスケーティングしてスピードをつけ、ダウンウインドタッキング(ジャイブ)を行いながら烏帽子岩を目指す。
江ノ島の大網の沖側を通り、その後風が南に振れ、ヘディングも烏帽子へ向くことができやっと安定する。後ろからアルシオン、光もジリジリ迫ってくる。
12:25 烏帽子を回航しながらジェノアを上げスピンをドロップし復路逗子へ。
ボートスピードも７ノット弱とまずまず。
先行しているリトルスターの動きがおかしい。江ノ島の手前でタックを繰り返している。
江ノ島に近づくにつれ風が落ち、潮も強くなかなか越せない。わずかな風を拾いながら、なんとか江ノ島をクリアーする。
後ろからデイドリーム、ティブロンがジリジリ迫ってくるが、我々も前にいるリトルスターに追いついている。逗子マリーナ沖のフィニッシュラインが見えた。うまい具合に風が振れスピンが揚がりそうだ。デイドリームもジェネカーを揚げる準備をしている。いち早くスピンアップ！ボートスピードも上がり、リトルスターに迫っていく。リトルスターもスピンを揚げるが時既に遅し。リトルスターを風上より抜き３３秒差でファーストホーム。４３秒後にデイドリーム、ティブロンが約１分後にフィニッシュするという接戦のクラブレースであった。
ハンディキャップによる時間差スタートは、フィニッシュが同じになるよう行われ、結果は着順となる。
烏帽子回航は大網のかわしかた、江ノ島のブランケを如何に抜けるかなどいくつかのドラマがあり面白いレースであった。本日のメンバー
三宅・釜田・田谷・大川＆長谷川レース結果
１位ジュルビアン ２位リトルスター ３位デイドリーム
４位ティブロン ５位光 ６位アルシオン
１０時過ぎに佐島沖のレース海面に到着するが風向40゜〜60゜ 風速３〜４ノットの微風で風は落ちつつある。１１時スタートの１０分前案の定「回答旗」があがり風待ちとなる。
今日はわれわれの師匠フレイザーセイルいやドイルフレイザーセイルの長谷川選手が久しぶりの乗艇である。
風が吹き出したので、コミッティがラインを設定し、ようやくスタート。
風向80゜風速３〜４ノット 1.6マイル 上下ソーセージコース
天気予報では北東の風のち南東の風の微風とのことなので風は右へ振れていくであろうと予想。右海面へと思っていたら風向が60゜とだんだん左へ振れていく。スタート直後ほとんどの艇はタックして右海面へ向かうが、風が左へ振れており、パフもあるのでスピードを落とさぬようスターボードのまま左海面を狙い、全艇クリアー後ポートタックへ返す。
風はどんどん振れ、ヘディングも80゜と上マークへ一直線。スピードもよくジュルビアンだけ滑っている。今日は幸先が良いと思いきや、マークボートがフォグホーンを鳴らし近づいてくるではないか。見れば「Ｎ旗」ノーレースである。あ〜せっかくトップだったのに残念・残念・・・・・。ま〜風が大きく振れたのだから仕方ないか。
ということで、またしても風待ちとなる。風が290゜〜300゜となってくる。まだまだ振れる。
１２時３０分過ぎにやっと風が安定する。
１３時５分再度スタート。
風向240゜ 風速６〜８ノット １．６マイル 上下ソーセージコース５レグ。
スタート後タックしてポートへ返す。風が15゜左へ振れ、ポートロングのコースとなる。
上マークはシーホークやビックアップルの大型艇に続きBクラスはサエラがトップでセンチュリー、CクラスのシャークＪに続き回航。最終的には上マーク回航の順位で変化ないものの２上のレグでは一時センチュリーにミートするまで追いつく。
最終レグは風が200゜へ振れポートの一本コースとなり１４時３６分フィニッシュする。本日のメンバー
三宅・釜田・関矢・田谷・常見・大川＆長谷川レース結果
IMS-B
１位サエラ ２位センチュリーファースト ３位ジュルビアン
総合(参加３０艇)
１位サエラ ２位シャークＪ ３位マウプティ
４位センチュリーファースト ５位シーホーク ６位ジュルビアン
７位エスメラルダ ８位ビックアップル ９位桜工 １０位リバティ
[99年1〜3月] [99年4月] [99年５月][99年６月] [ダブルハンドレース] [99年７月]
